こんにちは!
語学留学を考えている皆さん!語学学校選びって大変ですよね。
まず頭を悩ませるのが語学学校選びです。
世界中には数えきれないほどの語学学校があり、選択肢が多すぎて迷ってしまうと思います。
ウェブサイトや口コミを見ても、なかなか本当の雰囲気は分からない…。
しかも、いざ行ってみると「こんなはずじゃなかった!」なんてこともあり得ます。
このブログでは、実際に通って感じたリアルな体験や学校選びのポイント、
語学力がどう伸びていったかをシェアしていきます。
これから留学を考えている方や、語学力に不安を感じている方の参考になれば嬉しいです!
はじめに:私の今の状況について
まずは軽く、私の今の状況についてお話しさせてください。
Work Permitビザでトロントに滞在しています。
日本では大学を卒業した後、3年間働き、そのうち1年間は一人暮らしをしていました。
現在、半年間の語学学校に通い、その後の半年間はワーキングホリデーを予定しています。
(現在はちょうど3ヶ月が過ぎたところです。)
現在の生活環境としては、学校指定の寮で一部屋5人でルームシェアをしながら生活しています。
寮は学校から電車で50分ほど離れた場所に位置しています。
学校選び:留学前に考慮したこと
まず、トロントを選んだ理由をご説明します。
ワーキングホリデーが可能な英語圏の国の中で、
カナダ、オーストラリア、ニュージーランドが候補に上がりました。
その中でも、私はアメリカ英語を学びたかったので、北米に位置するカナダを選びました。
また、バンクーバーは日本人が多いという話を聞いていたこと、
そしてトロントはニューヨークやヨーロッパに近く、旅行に行きやすいという点、
さらにヨーロッパなど多様な文化背景を持つ人々が集まる都市という理由でトロントを選びました。
学校選びについては、次のポイントを考慮しました。
1. 学校卒業後に証明書をもらえること
2. 選択授業が豊富であること
3. エージェントを通さずに直接契約をしたため、手厚いサポートを期待していたこと
生活拠点についても慎重に考えました。
ホームステイは合う・合わないが人によるという話や、
門限の存在、家族構成がわからない点に不安を感じ、より自由度の高い寮を選びました。
実際、ホームステイ経験者の話を聞くと、住みやすいと感じる人もいれば、
食事や家族のルールに悩まされる人もいるため、個人差が大きいと感じました。
実際の学校生活・寮生活はどんな感じ?
学校生活のリアル
私が通っている語学学校には、ヨーロッパや南アメリカからの学生が多く、
フランス語やスペイン語が頻繁に飛び交う環境です。
クラスは15〜20人程度で、クラスメイトも多様な文化背景を持ち、
授業内容も実践的で役立つものが多いです。
特に興味深いのは、異なる国の学生と毎日交流できることです。
また、先生たちは非常にフレンドリーで、授業スタイルも先生ごとに異なります。
例えば、積極的に発言するタイプの授業もあれば、教科書に沿って進む授業もあります。
日本では緊張してなかなか発言できなかった私ですが、
周りがたくさん発言する環境なので、以前よりもリラックスして発言できるようになりました。
ただ、ここで大きな違いを感じたのが、アジアとヨーロッパ・南アメリカの言語教育の違いです。
アジアでは文法教育を重視する傾向があり、
対照的にヨーロッパや南アメリカの学生は会話を中心に学んでいることが多いです。
そのため、同じクラスにいても彼らの会話力には驚かされることが多々あります。
私自身は、文法よりも会話を練習したかったのですが、
もちろんクラスレベルにもよりますが、授業の多くが文法中心であるため、
少し不十分に感じることもあります。
これから語学学校に通う予定がある方は、生徒の割合や教育方針を事前に確認しておくと、
自分に合った学びができるかもしれません。
寮生活のリアル
現在、私は5人で一部屋をシェアして生活しています。
ベッドルームは2つあり、3人と2人に分かれて寝ています。
キッチンも広く、シャワーが2つあるため生活には不自由しません。
また、週に一度清掃サービスが入るので、快適な環境が保たれています。
寮生活を通じてフランス人やメキシコ人、イタリア人、台湾人の子など
様々な国から来た人たちと一緒に過ごすことができました。
彼女たちの買う食材や持っている日常アイテムが国ごとに全く違うことに毎度驚かされます。
フランス人とベルギー人の子と持っているメイク道具を紹介しあったことがあるのですが、
お互い見たことのない物や形が違う物を持っていて、とても面白かったです!
お互いに異なる文化を学び合うことができるのは寮生活の魅力の一つです。
ただ、文化が違い過ぎて戸惑うのも事実。
よくある話ですが、ルームメイトが部屋の中を靴を履いた状態で歩いていたり、
断りなく自分のものが使われていたり、異性を部屋に呼んで毎日パーティーしていたりと…、
自分の中の当たり前が崩される状況に何度も遭遇しました。
ホームステイではある程度家庭でルールが決まっていると思いますが、
ルームシェアではそのルールを自分たちで決めなければなりません。
自由度が高いからこその問題もありますので、注意してください。
今回のルームシェアを通じて学んだことは大きく2つあります。
一つ目は、気を遣いすぎないこと。
最初の頃は、ルームメイトに気を遣いすぎて、
キッチンやお風呂を使う度に「使っていい?」と毎回確認していました。
しかし、次第に「なんで毎回聞くの?聞かなくていいよ」と言われてしまいました。
これをきっかけに、相手に過剰に伺うことが逆に居心地を悪くさせると気づき、
気を遣いすぎることをやめ、自分の好きなタイミングで気楽に使えるようになりました。
2つ目は距離を保つことです。
ルームメイトと生活空間を共有しているので、一人の時間を確保するのが難しいです。
最初は、仲良くなろうと一生懸命になりすぎて、
「いつも笑顔でいないと」「話しかけなきゃ」と自分にプレッシャーをかけてしまいました。
結果として、一人でリラックスする時間が取れず、疲れてしまいました。
仲良くなることは大切ですが、無理をせず、自分が快適に過ごせる距離感を保つことが
とても大事だと実感しました。
これからルームシェアをする方へ、頑張りすぎないでください!
自分の居心地の良さを大切にし、無理せず適度な距離感を持つことが鍵です。割り切りも大切ですよ!
学校選びのコツ – 今だから分かる重要なポイント
留学を考えている方へ、学校選びで考慮すべき重要なポイントをいくつかお伝えします。
1. 学校の開始時期
私は6月下旬から語学学校に通い始めました。
この時期はちょうど、海外の学生たちの夏休みと重なり、
学校には10代の学生が多く、クラスの平均年齢がかなり若く感じました。
若い学生たちが多くて賑やかな雰囲気が好きな方には大変おすすめです!!
ただ、私はそのノリにあまりついていけず、少し戸惑ってしまったので、
落ち着いた環境を望む方は、少し異なる時期を選ぶのも一案です。
2. カリキュラムの内容とレベル分け
前述の通り、日本と海外の言語教育方法は異なるため、
レベル設定や教育方針をよく確認することが大切です。
周りの子でフィリピン留学経験してからトロントに来た子がいましたが、
フィリピンの方がマンツーマンでたくさん話せたと言っていたので、
伸ばしたい部分(私の場合はスピーキング)が本当に伸ばせる環境なのか、
事前に確認することをおすすめします。
また、海外の子は想像以上に授業中に積極的に発言します。
クラスの人数が少ない方が、先生とのコミュニケーションが密になります。
質問がしやすく、きめ細かい指導を受けることができるため、効率的に学ぶことができます。
3. 授業のコマ数
英語力向上のため「授業をたくさん取らなきゃ!」と思いがちですが、
数ヶ月も経つと、モチベーションが続かないこともあります。
実際、私も次第に飽きや疲れを感じるようになりました。
授業をたくさん取ることが必ずしも良いとは限りません。
外での活動も楽しめるように工夫し、授業の量と質のバランスを大切にしましょう。
4. 寮やホームステイの環境
寮生活やホームステイ先の雰囲気も大切です。
海外からの2〜3週間などの短期留学生が多いため、生徒の入れ替わりが非常に早いです。
この入れ替わりの速さは、さまざまな文化背景を持つ人々と交流できる点ではとても楽しいです!
ただし、毎週のように新しいルームメイトが来ては去っていくことも多く、
生活環境が落ち着かないこともあります。
ちなみに私の場合、2ヶ月間で16人ものルームメイトが入れ替わりました!(笑)
安定した環境を望む場合は注意が必要です!!
語学力の変化 – 3ヶ月経った現状
最初の1ヶ月 – 不安と焦りの中でのスタート
最初の1ヶ月は、正直言って不安や焦りがありました。
授業についていけるか、日常会話がスムーズにできるようになるのか、
といった心配が常に頭の中にありました。
実際周りのクラスメイトが想像以上に英語を流暢に話せている姿や、
先生の速いスピードでの会話についていくことに苦労しました。
そんな中、2、3週間が経つ頃から徐々にリスニング力の向上を感じ始めました。
最初は全く理解できなかった先生の言葉が、次第に少しずつ聞き取れるようになってきたのです。
このリスニング力の進歩に気づいた頃から、話すことへの意欲が湧いてきました。
しかし、スピーキングはまだまだ苦手で、簡単な短い文は話せても、会話のテンポが遅く、
話したいのに思うように話せないことに葛藤を感じました。
クラスメイトと話す際、待たせてしまうことに対して特に申し訳なさを感じていました。
2ヶ月目 – 少しの自信と交流の広がり
リスニング力はさらに向上し、先生の話す内容は9割ほど理解できるようになりました。
日常生活にも慣れてきて、少し余裕が出てきたため、
ネイティブの人々との交流を積極的に持とうと考えるようになりました。
言語交流イベントや現地のカフェでの会話の練習など、
ネイティブスピーカーとの接点を増やしていく中で気づいたのは、
「授業の英語」と「実際のネイティブ英語」には大きな違いがあるということです。
授業では理解できることも、ネイティブの人たちが話すカジュアルな言葉遣いにはまだ対応しきれず、
ショックを受ける場面もありました。
先生がどれだけ分かりやすい英語を使ってくれているのかを実感する日々…。
スピーキングについて、少しずつですが進歩が見え始めました。
初めは簡単な文からでしたが、次第に一人称以外の文を作れるようになったり、
関係代名詞を使った文章が出てきたりして、自分なりに英語を組み立てられるようになりました。
それでも、まだスムーズには話せず、焦りや不満を感じることが多かったです。
この時期は、周りのクラスメイトも同様に成長しているため、
自分だけが進歩していないように感じてしまいがちでした。
進歩が見られず不安になった際、私は家族と話し、特別な経験をしていること、
前の自分と比べると確実に成長していることを客観的な目線で教えてもらい、大変励まされていました。
3ヶ月目 – 課題の発見と工夫
3ヶ月目に入ると、ある程度英語に慣れてきたものの、
特にネイティブスピーカーとの会話は依然として難しいと感じました。
特にスラングやカジュアルな言い回しを使う若い学生との会話では、
聞き取りが困難になることが多々ありました。
大学生の集団と数時間遊んだ時は、2キロくらい体重減ったんじゃないかと思うほどの疲労でした。笑
また、映画館で観た英語字幕なしの映画では、ジョークが多く使われていたこともあり、
理解できたのは1~2割程度。まだまだリスニング力は発展途上だと痛感しました。
(デッドプール×ウルヴァリン3)
スピーキングについても、文章を組み立てるスキルは少しずつ向上してきたものの、
会話がスムーズに進むわけではなく、より細かいニュアンスや複雑な構文を
使いこなすにはまだまだ時間が必要です。
とはいえ、長文を話せるようになり、
時系列を意識した会話や副詞を使った表現が増えたのは大きな進歩です。
最近は副詞を多用しています。笑(AbsolutelyとかAlsoとか)
メンタル面では、次第にモチベーションの維持が難しくなってきました。
トロントでの生活がルーティン化し、新鮮さが薄れてくる中で、
日常が単調に感じられるようになってきたためです。
そうなった場合は、新たな目標を見つけたり、
旅行に行ってリフレッシュしたりすることが、
この時期のモチベーション維持には不可欠だと感じています。
この3ヶ月間で、リスニングとスピーキングの両面で確かな成長を感じていますが、
まだまだ完璧には程遠いというのが正直な感想です。
日常会話に少しずつ慣れつつあるものの、
特にネイティブスピーカーとの会話やスラングには課題が残っています。
しかし、少しずつ自分の言いたいことを英語で表現できるようになってきたのは
大きな自信につながっています。
今後も引き続き努力しながら、新しい交流や挑戦を通じて成長していきたいと思います。
以上、語学学校のリアルと経験者が考える考慮すべき点、英語力についてでした!
海外留学は、学びや経験を通じて自分自身を大きく成長させる貴重な機会です。
焦らず、少しずつ成長を実感しながら自分のペースで進むことが大切であることを痛感する日々です。
途中で立ち止まることがあっても、目標を見失わずに前向きに進んでいきたいと思います!!
自分の目標や期待をしっかりと見据えつつ、柔軟な姿勢で現地の文化や環境に溶け込みましょう。
留学で得られるものは、学校の枠を超えた人生の宝物になるはずです。
充実した留学生活を過ごすために、ぜひ様々な視点を大切にして、思い切りチャレンジしてみてください!
この記事が少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。