こんにちは!
今回は、カナダ留学の最初の関門である
『入国審査』
について、私が実際に体験したハプニングとその流れをシェアしたいと思います。
正直、予想外の出来事に驚きました…。
これからカナダに向かう方には特に
注意していただきたいポイントもありますので、
ぜひ最後までお付き合いください。
当日の飛行機について
まずは、私が利用した飛行機について少しお話しします。
渡航の約2ヶ月前にチケットを購入したのですが、
直行便は30万円。一方トランジット便は10万円でした。
値段の違いにびっくり!
差額が3倍もあったので、迷わずトランジット便を選びました!(笑)
今回利用したのは両方ともUnited航空です。
荷物の制限は23キロまでで、2つまで預けられます(それぞれ23キロまで)。
海外の航空会社だったので少し不安もありましたが、サービスは全く問題ありませんでした!
いざ当日!
フライトの予定はこちら(時差の関係で全て同日です)。
午後3時45分 HND空港離陸
午後4時頃 IAD空港到着(約13時間)
午後5時15分 IAD空港離陸
午後7時頃 YYZ空港到着(約1時間半)
出発前の家族や友人との時間を大切にしたかったので、午前10時半には羽田空港に到着。
国際便では通常3時間前で十分と言われてますが、私は5時間前に到着しました。
チェックインはオンラインで済ませられるので、ここまで早く到着する必要はありません!(笑)
空港での待ち時間は、ホットドッグを食べながら過ごしました。
カナダでたくさん食べるだろうに…(笑)。
午後1時に預け荷物を預け、家族や友人と談笑してから午後2時に保安検査場へ向かいました。
出国審査もスムーズ!
審査も問題なく通過することができました。
寮生活のため、ルームメイトへのお土産を購入。
離陸20分前に飛行機に乗り込みました。
快適なフライトスタート!
トイレ事情を考えて端の席を予約していましたが、なんと隣の席が空いていてラッキー!
ゆったりとした空間でフライトを楽しむことができました。
機内食は出発後2時間で夜ご飯が、7時間後に軽食が提供されました。
お馴染みの「Chicken or Beef?」に「チキン!」と答えて出てきた料理はとても美味しかったです。
飲み物を選ぶ際には2つで迷っていたら、なんと両方いただけるという嬉しいサービスも!
さらに、日本人のCAさんが親切に声をかけてくださり、安心して過ごせました。
軽食ではハムとチーズのパンを2ついただきましたが、食べきれなかったので次のフライトに持ち込むことにしました。
これが後で大変なことになるのですが…。
トランジットでハプニング
13時間のフライトを終え、時間通りにIAD空港に到着!
少し疲労を感じながらも、標識に従って移動し、まずは入国審査へ。
列には多くの人が並んでおり、約20分ほどかかりました。
入国審査で聞かれた内容はこちら。
- なんでアメリカに来たのか?
→ トランジットで一時的に寄りました! - どのくらい滞在するのか?
→ 1時間半くらいです。 - カナダにはどれくらい滞在するのか?
→ 1年間です。 - カナダで何をする予定か?
→ 半年間勉強して、半年間仕事します。 - 今何持ってるの?
→ 機内食です。(食べ物が入った袋を持っていたので)
アメリカへの入国へはトランジットでも
ESTA申請が必要ですが、これをきちんと済ませていれば問題ないと思います。
無事に入国審査を終え、預け荷物の受け取り場へ。
トランジットでも一度預け荷物を受け取る必要があるんですね!
荷物受け取り後、流れに沿って歩いていくと、小さなベルトコンベアがあり、
スタッフさんがベルトコンベアに乗せてくれます。
荷物を再度預ける手続きは検査もなく簡単に済ませられので、安心してください。
ただ私の場合、預ける前に予期せぬ問題が…!
荷物を受け取ってほっとしたのも束の間、突然、探知犬が私の方へ勢いよく走ってきました!
何が起こったのか分からず、その場に立ち尽くしていると、
税関職員が私の持ち物を調べ始めました。
問題は機内で配られたハムとチーズのパンでした。
肉類の持ち込みが禁止されていることは知っていたので注意はしていましたが、
機内食として提供されたものについては意識がいっていませんでした…。
指示通りに税関カウンターへ向かい、パンを提出しました。
税関職員の早口な英語をほとんど聞き取ることができませんでしたが、
どうやら本来なら300ドルほどの罰金が科されるところだったようです。
しかし、現場で支払いを求められることはなく、今回は罰金は免れました。
機内食は廃棄され、パスポート番号を控えられましたが、何とかその後の手続きは進められました!
(この間約15分)
ここで皆さんに強くお伝えしたいのは、
禁止されている食品や物品の持ち込みは絶対に避けてください。
短いトランジットでも、肉類や生鮮食品などは厳しく制限されています。
事前に各国のルールを確認することが重要です!
そして再度のハプニング!飛行機の遅延!
保安検査場には多くの人が並んでいました。
再度持ち物を確認し、水も飲み干していざ通過!
内容はほぼ日本と変わらず、特に問題なく通過できましたが、
一緒の便に乗っていた友達は、なぜかパソコン(MacBook Air)が引っかかってしまい、
非常に入念にチェックされていました。
後で調べたところ、ランダムに抜き打ち検査が行われることがあるようです。
友達には問題がなくて一安心でした。
こうしたハプニングを乗り越え、やっと入国手続きを完了!
(実はまだアメリカなんです…。)
約1時間かかりましたが、スムーズにいけばトランジットはそこまで大変ではないかもしれません。
トランジットの魅力は、短い時間でも他国の雰囲気を感じられることです。
また機会があればトランジット便を利用したいです。
さて、いよいよカナダへ!
IAD空港のWi-Fiが使えず、20分ほど接続に苦戦していたところ、遅延のアナウンスが…。
英語があまり聞き取れなかったので、本当に遅延なのか不安になりました。
さらに搭乗ゲートの変更もあり、移動してまた待つことに…。
その間、早く次のフライトに乗れるよう祈るばかりでした。
予定時刻から1時間遅れで、ようやく搭乗案内がされました。
時刻は午後6時を過ぎていましたが、無事に次のフライトに乗れたことで安心しました。
2本目のフライトは最初の便に比べてコンパクトな機体でしたが、
カナダに向かうワクワク感が高まりました。
カナダのSIMに切り替えたり、ルームメイトへの挨拶を考えたりしているうちに、あっという間に到着!
最後の関門!カナダ入国審査
時刻は午後8時。長旅で疲れていましたが、最後の難関「入国審査」に挑みます。
標識通りに進み、機械で入国審査を行いました。
パスポートをかざし、質問事項に答えるだけです。
紙を受け取って空港スタッフに『イミグレーションへ行ってください』と案内され、
進むと窓口に到着。たくさんの人がいました。ここで本物のビザを受け取ります。
待つことおよそ45分。ようやく私の番がきました。
「パスポート」と「移民局から送られてきたレター」を提出し、入国審査が始まりました。
質問内容
- カナダに来た目的は何か?
→ ワーキングホリデーです。 - どれくらい滞在するのか?
→ 1年間滞在する予定です。 - どこに宿泊するのか?
→ 学校に通うので、そこの寮に住む予定です。
学校に通うことを伝えた後、追加で「学校の入学許可証」を提出しました。
これは念のために用意していたもので、決まった形式はありませんが、
氏名、学校名、通学期間が明記されていれば大丈夫です。
学校側で用意されているはずなので、事前にもらっておくことをおすすめします。
質問はこれだけでしたが、
審査官がパスポートとレターを見ながら険しい表情をしているのが見えて、一気に不安になりました。
「アメリカでのハム持ち込みが問題になったのかな?それとも申請書にミスがあったのかな?」と
頭をよぎりました。
しかし、そんな私の心配をよそに、審査官は別の審査官を呼び、
なんとマフィンを片手に談笑し始めたのです。
会話が全く聞こえないので、何が起こっているのかさっぱりわかりませんでした。
結局、15分ほど待たされただけで、特に問題なく手続きは終了。
荷物もスムーズに受け取り、午後9時過ぎには無事カナダに入国することができました!
長い道のりでしたが、ようやくカナダの地を踏むことができて一安心です。
もちろん混雑状況などによって変わるかもしれませんが、
カナダ到着後の入国手続きは大体1時間ほどで完了しました。
以上、私が実際に体験した入国審査の流れでした!
今回の渡航では、いくつかの予想外の出来事に見舞われましたが、
無事にカナダに到着し、新たな生活のスタートラインに立つことができました!!
特に、入国審査やトランジットの際の注意点を実際に体験したことで、
今後の渡航に向けて貴重な教訓を得ました!
カナダにこれから来る皆さんには、渡航前にしっかりと準備を整え、
必要な書類や持ち物を確認することを強くおすすめします!
また、予期せぬハプニングにも冷静に対処できるよう、心の余裕を持って旅を楽しんでくださいね!
次回からは、トロントでの実際の生活についてお話しします!
どんな日常が待っているのか、現地の魅力や驚きの発見も含めて、
リアルな体験をお届けしますので、お楽しみに!