Preparation

【ビザ申請って複雑 ??】かかった時間や流れについて



こんにちは!
突然ですが、みなさんはビザの申請方法についてご存知ですか?

『ワーホリ』

この言葉、最近よくネットやニュースで目にしますよね。

興味のある方も多いのではないでしょうか?

ワーホリとは、ワーキングホリデーの略称です。

ワーホリをするために欠かせないのが、今回のテーマであるビザ申請です。


でも、ビザ申請ってなんだか難しそうに感じませんか?
正直、私も最初は全く想像がつかなくてビビってました😅


そこで今回は、カナダのワーキングホリデービザ申請の実際のプロセスについて、
経験者の視点からお話ししたいと思います!


実際のところ、ビザ申請は複雑で難しいのか、それとも案外簡単なのか?

一緒に見ていきましょう!
(2024年8月現在までの情報です)



ワーホリビザについて


すでにご存知の方もたくさん思いますが、
名前は聞くけど詳しくは分からないなあという方のために

カナダのワーキングホリデービザについて説明します。


ワーキングホリデービザ(= ワーホリ)とは、


青少年に対し、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度

外務省HP : ワーキング・ホリデー制度



つまりは18歳以上30歳以下(査証申請時)の人が、滞在期間中に働いてOKという制度です。
(2024年8月現在)


ビザの有効期間は1年間で、観光だけでなく、アルバイトやフルタイムの仕事をしながら、
現地の生活をより深く体験することができます。現在、約30か国で発給されています。


アメリカにはワーキングホリデー制度がないため、アメリカで働くには就労ビザが必要です。
アメリカに行く場合は、観光ビザ(ESTA)や学生ビザを検討してください!


また、ワーキングホリデーの前に語学学校に通いたい方もいるかもしれません。
語学学校に通う期間には国ごとに制限がありますので、注意が必要です!
(語学学校勢ですが、知りませんでした…)


カナダの場合、ワーホリビザでは最大6ヶ月間学校に通うことができます。


この期間内であれば、語学学校や専門学校などで自由に学べますが、
6ヶ月を超えて勉強する場合は、別途学生ビザを取得する必要があります。


また、同じく英語圏で人気のニュージーランドは最大6ヶ月、
オーストラリアの場合は最大4ヶ月(17週間)と国によって違うので、


語学学校に通う予定がある場合は、必ず事前に確認してください!



ビザ取得までの流れ


それでは、実際の流れと所要時間についてご説明します!


ワーホリビザの取得に関してですが、思っていたよりも簡単でした!(これはあくまで個人的な感想です。)
とはいえ、時間と手間がかかるので、余裕を持って申請することをお勧めします。


私は6月中旬からワーホリをスタートさせましたが、申請時には正確な渡航時期を決めていませんでした。


実は、ビザを取得する際に必ずしも渡航日を決めておく必要はなく、
ビザ取得後1年以内に出国すれば問題ないんです。


私の場合、2024年3月末に申請が通り、2025年3月末までの1年間の間であれば、
いつでも出国することができました!


ですので、「1年以内に渡航したいけど、時期が決まらない…」と悩んでいる方は、
早めに申請を済ませてしまうのがいいかもしれません。


特に、カナダのワーホリビザは人気が高く、枠がすぐに埋まってしまいます。
現在(2024/8)、カナダへのワーホリビザの枠は約400人分しか空いていません。早めの行動が肝心です!


カナダ移民局のホームページから、ビザの枠の状況を確認することができます。

カナダ移民局



ワーホリの申請手順は大きく分けて3つあります。

  1. IEC申請(応募)
    IEC(International Experience Canada)への応募です。応募すると、抽選が行われ、
    当選した場合には招待レターが届きます。これで、申請の権利を得ることができます。
  2. Work Permit申請(申請)
    実際のWork Permit(就労許可証)の申請を行います。
    このステップでは、質問への回答、必要書類の提出、申請料の支払いなどが含まれます。
  3. 指紋登録
    最後に、指紋登録を行います。指定された場所で指紋を登録することが必要です。


申請に関しては、以下ホームページが大変分かりやすかったので、
ぜひそちらをご参照ください。(当ブログでは申請の書き方等については記述していません。)

ワーホリシロップ byマイルストーンカナダ | カナダワーキング



前述の通り、2024/3/27 に最終的に申請が降りていますが、それまでの流れをまとめました。
※私は訳あって2度IEC申請していますので、①②と記述しています

2024/1/28 IEC申請①     提出
2024/1/29 IEC申請①     招待メールが届く(IEC Invitation to Apply Letter)
2024/2/8  IEC申請①     期限切れメールが届く(IEC ITA Expired Letter)
2024/2/12 IEC申請②     再提出
2024/2/19 IEC申請②     招待メールが届く
2024/2/20 Work Permit申請  提出
      指紋登録      招待メールが届く(Biometric Instruction Letter)
2024/2/29 指紋登録      登録手続き完了
2024/3/27 申請完了



IEC申請

流れをご覧いただくとお分かりの通り、私は一度、期限を超過してしまいました!

以下招待メールです。(一部抜粋)

IEC Invitation to Apply Letter 


IEC申請は、あくまでも「応募」しただけですので、
招待レターを受け取って初めて、実際のビザ申請手続きに進むことができます。


上記写真の通り、招待レター内には期限が明記されており、
期限内にWork Permit申請の手続きを開始しなければなりません。(申請後約10日以内)


※これはあくまでも「申請を開始する」ための期限であり、手続きを全て完了させる必要はありません。
 Work Permit申請を開始するために、新しく追加されるWork Permit申請の「Start application」という
 ボタンをクリックするだけでOKです。期限はカナダ現地時刻が基準ですので、時間帯に注意しましょう!


私は期限があることを認識しておらず、気がついた時には失効レターが届いていました。
当時は本当に「終わった…」と思いました(笑)。


しかし、諦めずに最初と同じ手順で再応募を試みたところ、問題なく再申請できましたので、
もし期限が切れてしまっても安心してください。


ちなみに、1回目の応募時には翌日に招待メールが届いたのに対し、
2回目はなかなか届かず、とても焦りました…。(1週間かかっています)


後から確認したところ、招待メールは定期的にまとめて送信されているようなので、
焦らず待つことが大切です。


以下実際のメッセージ受信画面です。

IEC申請①のメッセージ受信画面

IEC申請②のメッセージ受信画面(期限切れ)

ビザ申請は全体的に期限が設けられていますので、余裕を持って行動することをお勧めします…(笑)。



Work Permit申請

次に、実際にWork Permit(就労許可証)の申請手続きを進めていきます。


Work Permit申請にあたり、行ったことは以下の通りです。

  • 必要事項の記入
  • 書類のアップロード
    • Family Information Form  :家族情報(指定フォームがあります) 
    • Resume          :英語で書かれた履歴書
    • Passport/travel document :顔写真・渡航歴のわかるページ全てをスキャン
    • Digital photo        :証明写真
    • (Client Information)   :必要であれば追加で提出します。私はしていません。
  • 支払い
  • 指紋登録(支払い後、指紋登録に関するレターが届きます。)



このように、書類等の事務的な作業と申請料の支払いを行い、指紋登録まで完了すると、
晴れて申請完了となります!☺️(指紋登録を合わせると約1週間かかりました)


申請については、記入内容や提出書類を誤ると申請が却下される場合があるそうなので、
提出の際は慎重に行なってください!(私は5回ほど見直しました)


また、書類の提出にはファイル形式やサイズなどの指示がありますので、ご注意ください。
私の場合、Safariでは書類がうまくアップロードできなかったため、Chromeに変えたところ
問題なくできました。なぜかは分かりませんが、うまくいかない場合は別のブラウザを試してみてください!


申請に際しては、$357の費用が必要です。詳細は上記の通りです。


支払いが無事完了すると、指紋登録のレターが届きます。


指紋登録は、バイオメトリクス採取施設に出向いて行う必要があります。
この手続きは必須で、事前予約が必要です

日本国内では、東京大阪にしか施設がなく、営業時間は平日の午前9時から午後5時までと限られています。
そのため、仕事や学校がある場合は、計画的に予約を取ることが大切です。


指紋登録自体は約15分ほどで完了します。
手続きとしては、まず少しだけ個人情報の確認があり、その後に写真撮影指紋登録を行います。


この登録が終わると、自動的に申請プロセスが進み、ビザ申請完了となります!

Work Permit申請のメッセージ受信画面


後は許可が降りるのを待つだけなのですが、正直その間が一番辛かったです!!


見ていただくと分かる通り、申請完了(指紋登録後、2/29)から1ヶ月待ちました!


この待ち期間が長いのか短いのかは分かりませんが、毎日が落ち着かず
数分ごとにメールや申請画面をチェックしていました(笑)。


現在は申請がおりているので、すでに日付が入っているのですが、
Application statusの”Final decision”に一向に日付が入らず、気が気ではありませんでした。


残念ながら待ち状態のスクリーンショットを撮り忘れてしまったのですが、
ただひたすら『ただいま確認中です(実際は英語)』という表示のまま待ち続けていました。


確実にビザが取れないと、飛行機の予約や滞在中の宿泊先、語学学校の登録など、
決めようにも決められず、早く全てを終わらせたいという気持ちが日に日に強くなりました。
早めにやるに越したことはないと改めて実感しました(笑)。



以上が私が実際に経験したビザ申請の流れになります。


ビザ申請のプロセスを通じて、さまざまな手続きや待機期間を経験しましたが、
最終的には無事にビザが取得できました。申請から許可までの時間や手間は確かに大変ですが、
計画的に行動し、焦らずに進めることが重要です


カナダでのワーキングホリデーが始まれば、新たな経験や学びが待っています
これからビザ申請を考えている方々にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

前向きな気持ちと準備があれば、きっと素晴らしい留学生活が待っていることでしょう。頑張ってください!


最後までお読みいただきありがとうございました!


次回は、留学当日の入国審査についてお話しします!
ハプニング満載の体験談をお届けする予定ですので、お楽しみに!

どんなトラブルや驚きが待っているのか、ぜひお見逃しなく!


First Name
Last Name
Email
Message
The form has been submitted successfully!
There has been some error while submitting the form. Please verify all form fields again.